遺伝子工学で恐竜がペットになるらしい 【絶対ためになるTEDプレゼン⑤】 

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どうも。ダイチです。

happiness project では、「絶対ためになるTEDプレゼンシリーズ」として、みんさんにオススメのプレゼンテーション動画を厳選して紹介しています。(TEDとは?)

 

目的は一つ。

Contents

みんなで「世界を変えるアイデア」を共有すること!

 

あなたの貴重な時間を無駄にさせないことをここに約束します。

是非お楽しみください。

 

第五弾 Building a dinosaur from a chicken ~鶏から恐竜を生み出す~

 

どうやら恐竜がペットとして販売されるらしい

 

と聞くと、みなさんはどう思います?

そんなわけあるか!!と思うでしょうか。

ん?新作ジュラシックパークの宣伝?と思うでしょうか?

少し前にマンモスの復活計画がニュースになりました。

研究成果がそこそこ出ているようです。マンモス復活か!?

で、実は、恐竜の方も面白いことになっているみたいなんですよ。

 

今日は、「鶏から恐竜を生み出す」というワクワクすること間違いなしのTED動画を紹介します。

 

知的好奇心、爆発!

これを観て、タイトルの通りマジで恐竜をペットにする時代が来るな、と思いました。

みなさんも、動画を見て考えてみてください。

 

 

ジャック・ホーナー:鶏から恐竜を生み出す  

 

 

どうやらTレックスの復活は難しそうですね、残念過ぎますが。

でも、チキノザウルス見てみたい!!!!www

TBSのどうぶつ奇想天外!の千石先生に憧れて、

本気で「動物博士になりたい」と願っていた僕にとっては、胸が躍るを通り越して胸が弾けそうなくらいワクワクする、夢のような話です。

 

恐竜を生み出す方法 ~遺伝子工学について~

 

遺伝子工学について少しだけ補足を。

遺伝子工学っていうといかにも難しそうな響きです。

でも、プレゼンテーターのホーナー博士によると、遺伝子操作って3パターンしかないんです。

 

一つ目は、「淘汰」

 

これは太古からある方法。

ある特徴が強く表れた個体種だけを代々選別し、育てていく方法。

今僕たちが食べているほとんどの野菜は、「淘汰」を経て今の形になっています。

例えば、その年に収穫したトマトの中で最も甘く、実が大きな個体を選別し、その種子を翌年植える。

これが「淘汰」です。

これを繰り返せば、はじめは、甘くて実が大きいというのが特異な珍しい特徴だったのに、その特徴がある個体の特徴ではなくて、種そのものの特徴になっていきます。

つまり、甘くて実が大きいということが、トマトという種の当たり前になっていくわけです。

言っていることわかってもらえてるでしょうか・・・

「淘汰」は素晴らしい効果をもちますが、いかんせん時間がかかります。

僕らが今食べている「トウモロコシ」なんて、今の形になるまでにアメリカ大陸の先住民たちが何千年という時間をかけているんですよ。

ありがたや~。

 

さてお次の遺伝子操作は、

「遺伝子の組み換え」

 

あんまりくわしくもないんですが、これは種を飛び越えてしまうやり方ですね。

自然界ではどうやっても起こりえない遺伝子操作を強制的にする、という感じ。

サルの特徴をカメに、とか。

倫理的に一番問題なのはこの方法なんでしょうね。

鋼の錬金術師の、あのシーン、ほらみんなのトラウマになるあのシーンを思い出します。

ほら、犬の。。。

伝わるかなぁwww

思い出して、いまも僕、ゾクっとしましたw

ただ、一番強烈な成果が得られるやり方でもあるのでしょう。

この技術を指して神を超越した、とかなんとか言っている人もいます。

 

最後に「隔世遺伝の操作」、です

 

これは、祖先から遺伝する特徴を選択したり、その強度を変えたりする方法です。

僕が自分自身にこれを使うなら、サルの時の身体能力や嗅覚を強く受け継ぐようにしてほしいなぁ、と思います。

あぁ、もちろん、体毛とかはもう少し薄くしてもらってw

まぁ、こういうのが隔世遺伝の操作です。

 

博士によると、鶏から恐竜(始祖鳥)を生み出すのに用いる方法は、最後の隔世遺伝の操作らしいです。

これが、最初に僕がマジで恐竜をペットにする時代が来るな、といった理由です。

遺伝子工学には、常に倫理上の問題がついて回ります。

それこそ、神の領域、という概念ですよね。

これ以上のことは、人類はするべきではない、と。

だからこそ、遺伝子工学は、いわゆる大義名分がないと進捗しません。

人類を病気をから救う、食料危機を乗り切る。

こういった大義名分があるからこそ、つまり、背に腹は代えられないという現実があるからこそ、医学界や栽培・畜産界を筆頭に遺伝子工学は進んでいるのです。

隔世遺伝の操作は、種を越えません。

そして何より、自然界で起こりうるかもしれない、もしくは起きていた変化を扱います。

ある意味、神を超えた領域ではないのです。

だから、倫理上のストップがかかりにくいと僕は思います。

 

遺伝子工学の未来

 

例えば、マンモスが蘇ったり、鶏がチキノザウルスとなったら、何が起きるでしょうか。

科学の教科書に載る。

博物館に展示される。

子どもの教育に生かされる。

さて、その次は?

映画になるかもしれない。

動物園で飼われるかもしれない。

企業のマスコットキャラクターになるかもしれない。

そして、ペットショップで売られるかもしれない。

何が言いたいかというと、

どんどん遺伝子工学が大義名分を失い、お金儲けに近づいていく、ということです。

確かに、マンモスやチキノザウルスは見たいです。

ロマンや夢や、何より種が蘇るということに何とも言えない高揚感を覚えます。

だって、

 

これが、、、

こうですからね。

ワクワクするなという方が無理です。

そして、これからの10年か20年のうちに間違いなく種の蘇りは起きるでしょう。

その時、隔世遺伝の操作を用いれば、倫理上の問題も無くなるでしょう。

でも!

でもですよ?

僕が強く思っているのが、遺伝子工学は、お金儲けを主眼として利用されてはならないということです。

あくまでお金は副産物でなければならない、そう思いませんか?

僕は、やっぱり、お金のために生命を操作するのは、気が引けるし、直観的に間違っていると思います。

人類にとって、恐竜たちにとって、幸せをもたらす遺伝子工学であってほしいものです。

この願い自体が人間のエゴだ、という反論ももちろんあるでしょうが。

 

アインシュタインやダーウィンが生きていたらなんて言うんでしょうねぇ。

聞いてみたいものです。

 

動物への愛ゆえに最後は熱くなってしまいましたが、まぁとりあえず博士たちの朗報を待ちましょう(^_-)-☆

では!

 

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