本当に幸せな人生とは?~ポジティブ心理学の答え~ 【絶対ためになるTEDプレゼン①】

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こんばんは。ダイチです。

happiness project では、「絶対ためになるTEDプレゼンシリーズ」として、みんさんにオススメのプレゼンテーション動画を厳選して紹介しています。(TEDとは?)

 

目的は一つ。

Contents

みんなで「世界を変えるアイデア」を共有すること!

 

あなたの貴重な時間を無駄にさせないことをここに約束します。

 

是非お楽しみください。

 

【絶対ためになるTED】第一弾は、The new ara of positive psychology ~新時代のポジティブ心理学~

 

今日のテーマは、「ポジティブ心理学」です。聞きなれない言葉なのですが、これが大変興味深いんです。

幸せとは何なのか? 幸せになるためにはどうしたらよいのか? そんな素朴な疑問に対する世界の答えがこれです。

 

 

いや~、すごすぎるって感じですが、これがもう10年近く前のプレゼンですからね…… 今はどこまで進んでいるんでしょうか。とても気になります。
さて、この動画の要点をまとめておこうと思います。 まとめつつ、自分の解釈も書いております、あしからず(^◇^)

 

ポジティブ心理学の始まり

 

従来の心理学は、病理モデルを基本としてきました。

それはつまり、不幸な人、苦しんでいる人をきちんと判別し、診断名を付け、有効な治療法を提供してきたということです。

これはこれで、素晴らしいことです。

60年前には、精神疾患の有効な治療法は、ほとんど確立されていなかったのですから。

しかし、その病理モデルの心理学には、欠点がありました。

それは、不幸な人、苦しんでいる人をマイナスの状態からゼロにすることにしか目をやらなかったことです。

心理学者は、普通の人々を幸福にすることを、そして幸福な人をもっと幸福にすることを忘れてしまっていたのです。

そこで、近年「ポジティブ心理学」というものの研究が盛んになりました。

心理学を、不幸な人々の救済だけではなく、様々な幸福度をもつ人々の幸福の上昇を目標に掲げたのです。

 

心理学的に見る3つの幸せな生き方

 

ポジティブ心理学は、まず幸福な人々を調査し、研究対象としました。その中で、幸せな生き方には、3つのパターンがあることを解明したのです。

幸福な生き方・・・・・・「快楽の人生」

 

 

 

「快楽の人生」とは、ポジティブな感情を追求し、それを味わう方法を高めていく生き方のことです。例えば、趣味を見つける、新しいことを始める、家族・友人と余暇を過ごす、などして、嬉しい、楽しい、爽快だ、といった感情を追求する生き方です。社交的な人は、この生き方に馴染みやすいと言えます。 「快楽の人生」は、とても一般的な幸福のあり方のように思えるますが、欠点もあります。まず一つに、ポジティブな感情は非常に慣れやすいということです。誰だって初めてのスカイダイビングは、ワクワクし爽快感を感じるでしょう。しかし、それが10回目となるとどうでしょうか?決して最初と同じようにエキサイティングな気持ちになることはないです。ポジティブな感情を味わい続けるのは、容易なことではありません。もう一つには、ポジティブな感情をどれほどの強度で味わえるのか、ということが、遺伝によってほとんど決まっているという欠点もあります。どれほど、ポジティブな感情を味わう方法を持っていたとしても、快楽に反応する感度が鈍い、という事態に陥る可能性があるのです。

 

幸福な生き方・・・・・・「夢中の体験を追求する人生」

 

 

二つ目の幸福な生き方は、「夢中の体験を追求する人生」です。夢中の体験とは、フロー状態のことを指します。フローとは、時が止まったかのような、そこに時空が存在していることを忘れるほどの強烈な集中状態のことです。スポーツの世界では、“ゾーンに入る”というような言い方もされるようです。例を挙げると、卓球の石川佳純選手などは、ゾーンに入ることで有名です。このフローは、自分の強み、長所が発揮される場所で起こり得ます。この状態を経験すると、人生に対する深い充実感が生まれるのです。ちなみに、僕は、ものを書いているとき、フロー状態に入ることが多々あります。気づけば数時間経っていた、ということも珍しくありません。きっと、僕にとっての強み、長所が何らかの形で「書く」ということと結びついているのだろうと思います。おそらくですが、それは、自分の「好き」とも強く関連しています。

 

幸福な生き方・・・・・・「意味を追求する人生」

 

 

三つ目の幸福な生き方は、「意味を追求する人生」です。これは、先ほどのフロー状態を「自分より大きな存在」に捧げることによって、なされる生き方です。自分の強み、長所からフロー状態を引き出し、才能を発揮し、自分より大きな何か、のために捧げるのです。その「自分より大きな存在」というのは、個々に違います。プレゼンターのセリグマン博士もこの生き方については、多くを語りませんでした。それほど、抽象的で、一般化しにくい概念なのだと思います。

 

幸福に生きるための具体策

 

先ほど述べた3つの生き方は、相乗効果を生みます。「快楽の人生」だけよりも、「快楽もフローも感じる人生」の方が幸福度は高いと言えますし、3つとも合わさった生き方は、最強です。1++1+1=3ではないのです。10にも20にもなるのです。逆に、これらの生き方のどれにも属さない場合、幸福を得ることは困難なばかりか、心理学の病理モデルの方にお世話になってしまうかもしれないのです。

では、これら3つの生き方を具体的にどう追い求めればよいのか、その具体策を簡単に紹介します。

・完璧な土曜日をコーディネイトする。
(仕事は一切忘れ、ポジティブな感情を生み出すであろう予定だけで過ごす)

・感謝の訪問をする。
(自分の人生を良い方へ導いてくれた恩人のもとへ赴き、感謝の手紙を読む)

・強みを生かしたデートをする。
(お互いの強みを発揮できるデートプランでカップルが一晩を過ごす)

・慈善事業に参加する。
(ボランティアなど人のためになる活動をする)

どうでしたか?幸せを科学的に分析するのは大変興味深いですよね。 僕の「幸せ」に対する考え方は、このプレゼンに大きく影響されているところがあります。
みなさんも、これを機に自分なりの「幸せ」を見つめなおしてみてはいかがですか?(^_-)-☆

 

もっとくわしくポジティブ心理学について知りたい方はどうぞ!(^^)!


ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

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