歯磨きはするのに「心」はほったらかし? 「心の衛生」という概念【絶対ためになるTEDプレゼン⑩】

スポンサードリンク



 

どうも。ダイチです。

happiness project では、「絶対ためになるTEDプレゼンシリーズ」として、みんさんにオススメのプレゼンテーション動画を厳選して紹介しています。(TEDとは?)

 

目的は一つ。

Contents

みんなで「世界を変えるアイデア」を共有すること!

 

あなたの貴重な時間を無駄にさせないことをここに約束します。

是非お楽しみください。

 

第十弾 How to practice emotional first aid ~感情の傷の手当の仕方~

 

歯磨き

 

突然ですがみなさんは、毎日歯磨きを何回します??

2回?3回?

ちなみに僕は朝と寝る前の2回です。

歯磨きをするのって、もちろん口腔内衛生のためですよね。

 

同じ理由で耳掃除をしたり、髪を洗ったり、手を洗ったりするわけです。

それは、総じて身体的健康を守る習慣です。

この「衛生」という概念は、19世紀のヨーロッパで生まれました。

文字通り「生」を「まもる」という意味です。

医学的に言うと、健康に関する多様なリスクを想定したうえでの、予防活動の研究 

それが「衛生学」です。

「衛生」という概念は、現在に至るまで、様々な疫病や感染症から人類を救いました。

 

でも、、、このままでいいのか!?と提言をする人がいます。

健康って身体だけがピンピンしていればいいの?ダメでしょ?

「衛生」という概念をアップデートしようよ!!

今日はそんなお話です。

 

心の「衛生」を考えよう

 

僕らは、傷ができれば、消毒をしガーゼで覆います。

骨折をすれば、手術をし、ギブスをはめます。

足を引きづっている人がいれば、肩を貸そうか、荷物を持とうかと思案します。

 

じゃあ、心が傷ついたらどうしますか?

心が傷ついている人が目の前にいたらどうしますか?

 

多くの人は、上の質問に対して確固とした答えを持てないでいます。

倫理学者の Guy Winch は、 人の「心」が「身体」に比べて軽視され過ぎていると警鐘を鳴らしています。

 

なぜ人は、毎日歯磨きを欠かさないのに、毎日心のケアをしようとしないのか。

 

彼は、今こそ精神的な健康を目指して、「衛生」の概念を更新するべきだと語ります。

“歯磨き”と同じように、簡単な方法で精神衛生を保つことができるとしたら、どうですか?

早速、動画に進みましょう!(^^♪

 

 

心の危機がもたらすリスク

 

動画の中では、「失敗」「拒絶」「孤独」という三種類の“心の危機”が紹介されていました。

 

中でも、「孤独」の破壊力は、すさまじく、慢性的な孤独感は、喫煙と同じだけの健康リスクがあると言われています。

 

問題なのは、“心の危機”は、目に見えず、対処の方法も難しいという点です。

 

そのため、深刻化するケースが大変多く、うつ病や、摂食障害といった病気に発展することも珍しくありません。

 

まずは、この“心の危機”が、身体的なケガや病気に劣らないほどのダメージを我が身に及ぼす、ということを僕らはしっかりと理解する必要があるのです。

 

より良い「心の衛生」のために

 

疑問

じゃあ、結局何をしたらいいの?

 

どうしたらいいの?

 

ということになるので、ここからは、それを説明します。

まずは、動画で紹介されていた重要なポイントをまとめておきます。

 

1 自分の心のクセを知る

 

「失敗」や「拒絶」の経験をしたら、自分の心はどう反応するのか?どういう思考パターンに陥るのか?ということを知らなければなりません。

でなければ、何の対処もできないのです。

 

2 自分に対する思いやりをもつ

 

“心の危機”が訪れた場合、心は、さらにあなたを攻撃しようとします。

無力感やいらだち、そして「反すう」によって、心の傷をさらにえぐろうとするのです。

それは、自尊心というバリヤーがなくなってしまっているからです。

とにかく、“心の危機”の際は、自分に思いやりを持って冷静に自分の心のクセを分析しようと試みましょう。

 

3 日ごろから自尊心を高く保つ

 

これが、いわゆる「心の衛生」に直結する部分かと思います。

元気なうちから、“心の危機”が訪れないように、また、訪れても軽症ですむように準備をしておくのです。

そのために大切なのは、自尊心を高く保つことです。

具体的な方法は、後述します。

 

「心の衛生」の超具体的な方法

 

僕の大好きな言葉の一つに、

 

「現実はすべて心の中からはじまる」

というものがあります。

 

これは、以下の本から学んだ言葉です。

 

この本の中で、「心の映画法」というものが紹介されています。

簡単なイメージトレーニングの一種ですが、自己のセルフイメージを高めるのにピッタリなので、みなさんにもお伝えします。

僕も、ずっと試しているので、効果は保証しますよ!!

 

心の映画法

 

 

① 深呼吸を3回します

 

② 映画の試写室に一人でいる自分を想像します。

 

③ 一本の映画が始まります

それは、今の自分についての映画です。今の自分の状況が詳しく描写されます。その自分をあなたは映画のスクリーンで観ているのです。それを観ている時の感情や思考を記憶しておきましょう。

 

④ 映画を取り替えます

次の映画は、自分が望んでいる最終結果がそのまま放映されます。理想の自分、理想の結果がスクリーンにはあります。それは、単なる願望ではなくて、すでに起こっている現実だと自分に言い聞かせます。

 

⑤ 五感で楽しみます

理想的な状態を五感で楽しみます。それが達成された時、何が見えるか、聞こえるか、におうか、感じるか、味はどんなか、あらゆることをリアルに想像します。

 

⑥ 幕を閉じ、ゆっくり目を開けます

 

以上が、心の映画法です。

とても効果が高いので、是非試してみてください。

いや、ホントにめちゃくちゃ効果があるので。

時間帯は、寝る前がおすすめです。

 

理由はこちら⇒⇒人生を変える「無意識の力」 ~精神分析の理論~

 

歯磨きを毎日2,3回されるみなさん。

心はほったらかしですか?

たった数分で、“心の危機”を回避し、乗り越えられる力がつくなら、やってみようと思いませんか?

心の映画法。

 

そして、アップデートしませんか?

身体だけの「衛生」という概念を。(^^♪

 

ではまた!

 

関連記事⇒あなた、もしかしてHSP(Highly Sensitive Person)じゃないですか?

スポンサードリンク








コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です