「教養」ってなんだ?

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こんばんは。

ダイチです。

僕の家は昔からそんなに裕福ではありませんでした。

でも、金額を気にせずにいくらでも買ってもらえるものがありました。

本です。

おかげで今では、読書は最高の遊び、読書は最高の投資だと思っています。 さて、今月もお小遣いが入ったので本を買いました。

 

という本です。 評判は知っていたけど、読んだらすごかったです。 超面白いし、超賢くなれます。

たしか、最も「教養」を養える本ランキング1位です。

最近流行った超面白本の「サピエンス全史」に近い感じ。

 

そそられます。

両著の共通点は、あらゆる学問を駆使して、今この世界に至るまでの人類史をまとめ上げている点です。

 

  • なぜ、世界はこうなっているのか?
  • なぜ人類が地球を牛耳っているのか
  • なぜ白人が金持ちなのか?
  • なぜ戦争は無くならないのか?
  • なぜ資本主義なのか?
  • そもそも宗教って何なのか?
  • そもそも国家って何なのか?
  • なぜお金で買い物ができるのか?

 

そういう根本的なことがジワジワ~っと理解できてきます。

似ているのは、高校の世界史を学んだ時、世界中の仕組みの基礎が分かってゾクゾクしたあの感じ!! あれがもっと濃く味わえます。

 

Contents

「教養」って何だ?

 

もう、いきなり読了後の話になります。

さてさて、この本を読み終わってから、ふと思ったんです。

この感覚が「教養」がついたってことか、ってww

普段から、「教養」ってよく聞くけど、なんのことかわからないじゃないですか。 大学ではパンキョ、パンキョーとか言って「一般教養」のことですけど。 なんのことかわからない。一体なんだ、「教養」って。 必要らしいけどよくわからない何か「賢さ」みたいなもの、っていう軽ーい認識でいたんです。 でもね、読んだら、わかっちゃったんです。 「教養」の正体が。 ほんと感覚的なものなんですが、ピンときてしまったんです。

 

教養はこれからの時代にこそ必要な武器

 

「教養」って知識のことじゃないんですね。

一般常識のことでもないんです。

ましてや、知ってなきゃ恥ずかしいルールやマナーのことでもない。

一番近いのは「知力」という言葉かな、という感じがします。

僕が思うに、「教養」を定義すると以下のようになります。

 

今、目の前の世界で起きている事柄をより本質的に理解し、未来に準備する力。

 

今、目の前で起こることは、全て過去との繋がりを持っています。

「今」とは、過去から連続したものです。

生物学、化学、物理学、歴史学、文化人類史学、医学、芸術、あらゆるジャンルの糸が絡まり合った繋がりの最先端が今この世界で起こる事象です。

とにかく、それを理解すること。

その絡まった糸の最先端を理解する営みは、つまり、過去からの連続性をもってこの世界を眺めるということであり、言葉を変えると、より本質的に現在をとらえるということです。

過去からの連続性でこの世界をとらえようとした時、必要になるのは、過去の事象に対する深い理解です。

例えば、農耕革命、産業革命、世界大戦、など歴史のターニングポイントとなった出来事があります。

その出来事の原因、結果だけでなく、それを様々な立脚点(立場)から眺められた時、はじめて深い理解が得られるようになります。

 

世界大戦に対して、悲惨な出来事だった、という理解しかない人がいます。

同時にまた、世界大戦の原因、結果、さらには宗教や化学、生物学、医学、芸術など様々な視点から世界大戦を意味付けできる人もいます。

おそらくこの両者では、現在の世界情勢についても違った見地を得、違った対策を立てるだろうと思われます。

「教養」を得るためには、まず、過去の出来事を深く理解することが求められるのです。

 

さらに、「教養」は現在の本質的理解以外に、もう一つの力が含まれます。

それは、未知のものを予測し、準備する力です。

過去のパターンを知ることで、「なにが起きるか」を予測するのも「教養」であると僕は考えます。

未知のものであっても、今まで経験したものと近い存在であれば、その存在を恐れることはありません。

過去を知ることで、未来を予測し、現在において準備する。

まぁ、結局、過去の事象の深い理解が必須ですね。 最後にもう一度、「教養」の定義を書いておきます。

 

「教養」= 今、目の前の世界で起きている事柄をより本質的に理解し、未来に準備する力。

教養

 

まとめに代えて

 

googleがドラえもんの「翻訳こんにゃく」みたいなイヤフォンを発売しました。

Google Pixel Budsっていうらしいです。

リアルタイムで音声通訳してくれるんだって!!

なるほど。これが“絡まった糸の最先端”なわけですね。

40か国語同時通訳らしいです。

未来ですね。

英語なんか科目にいらないっていう子どもたちの声が聞こえてきそうです。

こんな時代に何を学ぶのか。

何のために学ぶのか。

教育者として、僕も考えているところです。

でも今のところの僕の答えは、

現在を本質的にとらえ、未来を予測し、未知に備えるために、過去を徹底的に掘り下げる=「教養」をつける、

ですかね。

以上、別に「教養」があるわけでもないダイチがお送りしましたw(ここ重要)

では(^_-)-☆

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