どうも。ダイチです。
この記事は、
・あぁ、自分はこのままでいいのかな…
・この道の先に明るい未来はあるのかな…
・頑張るべきか、引き返すべきかわからない…
と悩んでいる人のためのページです。
Contents
- 1 キーワードは、「将棋」と「理想形」
- 1.0.1 うーむ。。。どうも話が見えてこないだって。。。??(笑)
- 1.0.2 いいでしょう。では、これを人生に置きかえてみましょう。
- 1.0.3 あなたの人生は振り飛車戦法です。
- 1.0.4 あなたの今の状況は将棋に例えるとどこですか?
- 1.0.5 ①美濃囲いもできていない状態ですか?
- 1.0.6 ②美濃囲いが完成したばかりの状態ですか?
- 1.0.7 ③長いこと美濃囲いのまま、ずっと指をくわえて待っている状態ですか?
- 1.0.8 ④銀冠を目指したところですか?
- 1.0.9 ⑤銀冠が完成する前の、隙だらけの一瞬ですか?
- 1.0.10 ⑥それとも、もう銀冠の状態ですか?
- 1.0.11 それは、⑤の状態を極端に恐れているからです。
- 1.0.12 今の悩めるあなたに(まぁ僕自身もなんですが)大切なのは、二つです。
- 1.0.13 ・自分の人生の理想形を知ること。
- 1.0.14 ・理想形へと歩む覚悟を決めること。
- 1.0.15 Stay hungry,stay foolish!!
キーワードは、「将棋」と「理想形」
今日はここから「幸せ」について考えてみたいと思います。
いきなりですが、僕の趣味の話を少し聞いてください。
僕は祖父の影響で、小さいころから将棋が大好きでした。
大学では、将棋部に籍を置くほど好きでした。
強さは、将棋倶楽部24で4段くらいです。
まぁまぁ強いです。(ちょっと自慢してみる)
さて、それは置いていて、将棋ではよく「理想形」という言葉が使われます。
特に、玉(つまり王様)の囲いについて使われます。
将棋は「玉」の駒をとられると負けなので、この「玉」を相手の攻めに屈しないように、堅く守るのが普通の戦い方です。
そこで大切になってくるのが「囲い」です。
「玉」の周りに「金」や「銀」といった駒を、連結よく配置して隙をなくそうとすることを「玉を囲う」と言いますが、この守備駒の配置の仕方によって「囲い」には様々な名前がついています。
例えば、矢倉囲い、美濃囲い、中住まい、などなど。
一般的に、手数をかければかけるほど、硬くて丈夫な「囲い」ができます。
しかし、手数をかけすぎると今度はこちらの攻めが立ち遅れたり、囲いが完成しきらない隙だらけの状態を狙い打たれたりしてしまうわけです。
では、例を出しながら本題に入っていきます。
将棋には、振り飛車戦法という戦法があります。
とても有名な戦法です。
手前側の「飛車」が定位置より左側に行っていますね。
これが振り飛車です。
この戦法の場合、ほとんどの人は「美濃囲い」という囲いを採用します。
「玉」を右側に囲うわけですね。
この囲いは、短手数で完成するため、速攻に対処しやすく、横からの攻めに対しても耐久性が高いです。
一般的に、この囲いは優秀な囲いと言えます。
しかし、この「美濃囲い」も万能ではありません。
相手が速い攻めと横からの攻めをあきらめ、縦、つまり上部から玉の侵略を試みた場合、対処しきれないという弱点を持っています。
美濃囲いに満足して、ボーっとしていると、いつの間にか、玉の上部が敵の攻め駒によって絶望的な状況になります。
では、どうするのか?振り飛車戦法は、上部からの攻めに対抗しきれない不利飛車戦法なのでしょうか?
いえいえ、そうではありません。実は「美濃囲い」は、あと数手かけてやることによって、とんでもない最強の囲いへと進化できる可能性を秘めているのです。
その囲いの名前を「銀冠」(ぎんかんむり)といいます。
強そうな名前でしょう?
イメージの通り縦からの攻めにも横からの攻めにも強い、めちゃくちゃタフな囲いです。
この囲いの中にいると「玉」の駒が微笑んでいるような錯覚を覚えます。(嘘です)
※「玉」の頭に「銀」がのっていますよね。それで銀冠です。
これぞ、振り飛車戦法の理想形と言って間違いありません。
ただし、これもまたノーリスクではありません。実は、美濃囲いから銀冠へと進化する数手のあいだに、守り駒の連結がほぼゼロになってしまう瞬間が存在するのです。
それは、あと一手で最強の囲いだ、というまさにその瞬間です。
これです。わかります?
さっきと比べて「金」が「玉」から離れているのがわかります?
この局面は、金銀の守備駒がバラバラで、攻められればひとたまりもない状況です。
これがあと一手、下にいる金が斜め上に移動すると、堅陣の完成なのです。
さて、まとめると、
1、振り飛車戦法は、美濃囲いで相手の速攻を封じながら、相手の上部からの攻めがやってくる前に銀冠を作り上げれば、局面として優勢になりやすい。
2、銀冠が完成するまさにその前の一瞬に、とても不安定で脆弱な形となる。
ということができます。
うーむ。。。どうも話が見えてこないだって。。。??(笑)
いいでしょう。では、これを人生に置きかえてみましょう。
(ナニイッテンダコイツ・・・)
あなたの人生は振り飛車戦法です。
(続けんのかよ)
あなたの今の状況は将棋に例えるとどこですか?
(最後までお付き合いください)
①美濃囲いもできていない状態ですか?
②美濃囲いが完成したばかりの状態ですか?
③長いこと美濃囲いのまま、ずっと指をくわえて待っている状態ですか?
④銀冠を目指したところですか?
⑤銀冠が完成する前の、隙だらけの一瞬ですか?
⑥それとも、もう銀冠の状態ですか?
①と⑥の人には、別に言うことはありません。
というか何も言うことができません。さようなら(笑)
誰の人生でも、ほとんどの時節をこの①~⑥のどれかに当てはめられると思います。
そして、大体において、人生に悩んでいる人っていうのは、③の人だと思います。
このままじゃヤバイことがわかってるのに指をくわえて変化しようとしない。
このままじゃだめなんですよ?侵略されるんですよ?
それなのに黙って何もしない。
なぜか?
それは、⑤の状態を極端に恐れているからです。
美濃囲いでなまじっか安全を経験しているので、⑤の隙だらけの状態にビビってしまっているんですね。
そのタイミングで攻められたらどうしようってね。
いや、待ってても上部から潰されるだろ!っていうツッコミはお耳に入らない様子で。。。
逆に、⑤まで来た人は悩みはしません。行ききるのみだと知っているからです。
当たり前ですが、「人生これでいいのかな?」「このままでいのかな?」「この道でいいのかな」って思っているならば、その状況は間違いなく「銀冠」ではありません。
だって、銀冠の中の玉は微笑んでいるって言ったでしょ?
そこにいればそもそもそんな問いは生まれようがないんですよ。
④や⑤ならば、まだいいと思うんです。
少なくとも後悔はしないでしょう。
まったくもっていい人生だ。
勝負しているのですから!
今の悩めるあなたに(まぁ僕自身もなんですが)大切なのは、二つです。
・自分の人生の理想形を知ること。
・理想形へと歩む覚悟を決めること。
確かに、理想形を求めることにリスクはつきものです。
しかし、理想形があることを知ってしまった以上、行くしかないと思うんですよ。
だって、そこにいたらそれ以上はないんだから。
最後に好きな名言をどうぞ。
Stay hungry,stay foolish!!
(今に満足するな!バカでいろ!)
みなさん、挑戦していきましょう!僕も頑張ります!!
ではこのへんで(^_-)-☆
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