創作者が死ぬまで創作者であるために知っておくべきこと【絶対ためになるTEDプレゼン④】

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どうも。ダイチです。

happiness project では、「絶対ためになるTEDプレゼンシリーズ」として、みんさんにオススメのプレゼンテーション動画を厳選して紹介しています。(TEDとは?)

 

目的は一つ。

Contents

みんなで「世界を変えるアイデア」を共有すること!

 

あなたの貴重な時間を無駄にさせないことをここに約束します。

是非お楽しみください。

 

第四弾 Your elusive creative genius ~創造性を育むには?~

 

自分で言うのもアレですが、今日の記事は、創作者・芸術家・表現者必見です。

僕の話はすっ飛ばしてもいいから、下の動画を知らない人は絶対見て帰ってください。

損はしない、というか、これからの人生に絶対役に立つので。

創作者必見!! です。

 

僕は、もともと詩の創作が好きでした。(よければここからご覧ください)

大学生のころよく詩を書いていたものです。

当然ですが、書いていると、グイグイ筆が進んで思わぬ味のある作品が出来上がることもある一方で、気合を入れて取り掛かっても駄作に終わることも多々ありました。

その時から不思議でした。

なんで、気合を入れた作品が駄作になって、適当に書き進めたものが味のある良い作品になっていくのか。

その疑問に答えてくれたのがこの動画。↓↓

 

 

有名なのでご存知の方も多いかと思います。

すごすぎですね。

純粋に面白くないですか?

はじめてこれを見たとき、目から鱗を通り越して、鼻からも口からも鱗でした。

プレゼンテーターのエリザベス・ギルバート(美人)は、映画にもなった大ベストセラー「食べて、祈って、恋をして」の作者です(^^)/

動画を見てもらったら、それだけで僕としてはいいんですが、せっかくだから考察を書きます。

 

創作者の精神世界

 

昔は、作家という人種は、本当に自殺者や精神的に不安定な人が多かったようですね~。

特に、日本は、、、

ちなみに僕は、文学部の近・現代文学専攻で日本の文豪と呼ばれる作家を研究対象にしていました。

彼らのうちランダムに名前を上げたら、健全な精神を保った人間の方が少ないと思われます。

芥川龍之介、太宰治を筆頭に、夏目漱石に坂口安吾に川端康成も。

卒論で世話になった梅崎春生も精神的な病に苦しみました。

海外に目を向けても、ヘミングウェイ、カフカ、ヘッセ、トルストイ、ジョナサン・スウィフト。

作家以外の芸術家というなら、ムンク、ゴッホ、シューマン。

確かに、創作者の精神世界は危険にさらされることが多そうです。。。

その原因は何か?

動画では、「才能に殺される」と言っていました。

つまり、自分の過去の作品を越えられない絶望。

それでも、自分はもっと書けるはずだという自尊心。

次の作品を待つ周囲の期待。

そんなものが計り知れないストレスになるのでしょう。

特に、創作者の自尊心は、創作に人生を賭けている人ほどより強いでしょうから。

それから、これは僕の個人的な考えですが、そもそも創作・芸術の道を生きている人は、先天的なストレス耐性が低いのかもしれません。

ストレス耐性とは、極論、言い換えれば「図太さ」なわけで、「繊細さ」とは対極に位置する性質です。

感情の襞(ひだ)や、人生の機微、生命への畏敬などを表現しきろうとする人間には、きっと「図太さ」よりも「繊細さ」が多く備わっているのではないかと思われます。

 

“ジーニアス”という考え方

 

僕はこのプレゼンの“ジーニアス”を妖精のごとく考えることに賛成です。

めっちゃいい。

これで全部説明が付く。

創作・表現したことのある人間なら誰しもが知っているあの「降りてくる」感覚。

勝手に作品が出来上がっていく感覚。

これが俺の才能だ!って。

そうやってもいいんでしょうけど、そうすると自分で全て責任をとらないといけないですから。

しんどいですね。

それよりも、「サンキュー!ジーニアス!!」

って言ってる方が、いんじゃないですかね。

少なくとも、そいつの方がいい奴そうですし、友達になりたいですww

ちなみに今、僕のそばには“ジーニアス”はいないみたいです。(泣)

押さえておくポイントは、

創作者にとって大事なことは、いつ“ジーニアス”が現れてもいいように準備しておくこと。

でしょう。

例えば、毎日、必ず創作に時間を割く、とか、家のあらゆるところにメモを置いておくとか。

(僕の経験上、“ジーニアス”が現れやすいのは、ベッドの上、トイレの中、車の中です。)

結論、このプレゼンの考えは、創作者の精神世界の健全さを担保する素晴らしいものです。

 

“ジーニアス”の正体

 

 

でもまぁ、これで終わったんじゃ「考察」にはなっていないので。

ちょっと、心理学の面から“ジーニアス”を考えたいと思います。

 

“ジーニアス”が妖精ではないとすると、一体何なのか。

2つの可能性が考えられます。

 

答え① 「無意識の力」

今の自分、意識下の自分はずっと創作のことを考えている。

すると必然的に潜在的、無意識下の自分もそれについて考えるようになる。

無意識下の自分は、今の自分が眠っている間もずっとその創作について考えている。

翌朝、トイレに座ると、無意識下で煮詰まり洗練されたアイデアが、脳の覚醒とともに意識下の自分へと上がってくる。

この状態が、もしかしたら“ジーニアス”の到来、「降りてきた」感覚なのかもしれません。

これは潜在能力というものの概念を拝借しています。

くわしくは、こちらの記事からどうぞ⇒⇒人生を変える「無意識の力」 ~精神分析の理論~

答え② 「フローの力」

フローとは、究極の集中状態のことです。

時空を忘れ、自我を忘れ、ただその創作をしている自分がいるだけ。

そういう状態です。

でもこれだと「降りてきた」っていうことがなかなか説明がつかないんですよね。

創作をしていて、フロー状態に入るんならわかるんですけど。

畑仕事をしていて、いきなり詩の創作のフロー状態に入ることなんてありえないですから。

でも、おそらくフロー状態というのが、いわば“ジーニアス”の妖精がそばにいて蜜をかけている状態なのだとは思います。

うん、それは間違いない気がする。

 

ということで、修正案。

 

“ジーニアス”を最も論理的に説明しようと思ったら、答え①+②ということになりそうです。

つまり、無意識の力によって、意識下へひらめきやアイデア、創作欲求などが伝わる。

そして、そのまま創作に移ると、無意識の自分が考えていた貯金があるので、すんなりとフロー状態に入る・・・

 

なんか自分で言ってて納得しました。ww

うん、そういうことです、きっと。

間違いない(ドン!)

 

最後に

 

まぁ色々と書きましたが、一番に願うのは、僕やあなたを含め、あらゆる創作者・表現者の方々が健康にずっと創作を続けられることです。

ほんとそれだけです。

そのためにちょっとでも参考になったことがあるならば、これに勝る喜びはありません(^^♪

では、また!


BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。

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