どうも、ダイチです。
happiness project では、「絶対ためになるTEDプレゼンシリーズ」として、みんさんにオススメのプレゼンテーション動画を厳選して紹介しています。(TEDとは?)
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意思決定の心理学が迎えた特異点
今日のテーマは意思決定の心理学です。
人間が何かを決定(決断)するときのメカニズムにスポットをあてた心理学分野です。
人間は簡単ではない選択肢を前にしてどのように決定プロセスをおこなってゆくのか、そしてその結果にはどのような傾向がみられるのか、といった具合ですね。
実はこの研究テーマはある学問分野の影響を強く受け始めています。
それが、コンピューターサイエンスです。
コンピューターならばどう判断するか、という視点を加えることによって今この意思決定の心理学は大きな盛り上がりを見せています。
今日は具体例を中心にその面白い研究を垣間見られる動画を用意しました。
是非最後までご覧ください。
ちなみに今回は問題形式で記事を進めて参ります。
意思決定課題① 最適停止問題
課題
あなたは現状に不満で転職しようとしています。
求人サイトを見て10社に応募したところ、10社とも内定をもらいました。
ということで、そのうちどこか一つに絞らなければなりません。
そこであるチャンスが巡ってきました。
会社1~会社10まで順番に企業見学ができるというのです。
しかし、条件があります。
見学は1日1社で合計10日間用意されていますが、見学した企業についてはその日中に入社するかしないかの意思を示さなければならないのです。
例えば、6日目を迎えた場合、会社1~5の選択肢は残されておらず、逆にその会社6に決定すれば会社7~10は見学することもできないのです。
このような条件の時、つまり保留という手段が許されない場合、選択肢の中で最も理想的な一つを選ぶ確立を最大化する方法は何でしょうか?
これが課題①になります(^^)/
答えは最後の方に書きますね。
意思決定問題② 探索と活用のトレードオフ
問題
あなたはレストランに外食に行こうとしている。
しかし、どのレストランに行こうか迷っている。
おいしいことが分かっているなじみの店か、新規開拓のチャレンジか・・・
あなたにとってベストなレストランを選択するために、まず自分に問いかけるべき質問は何か?
つまり、保守的手段と革新的手段の是非を問うためにこの場合必ずしなければならない質問は何か?とうこと。
これもコンピューターサイエンスが導く答えを後に乗せておきます。
絶対ためになるTEDプレゼン23 コンピューターによる超合理的選択と意思決定の心理学
では、答え合わせの動画いきましょう。
12分弱ほどありますので、お急ぎの方は飛ばして答えを見ちゃってください。
めちゃ面白いので一気見推奨ですが。
※設定から字幕を日本語にしてくださいね
課題①の答え
4日目(37%の法則)までは見るだけ。
5日目以降、最初の4社より良い会社が出てきた時点で即決する。
問題②の答え
「自分はあとどのくらいこの町に住むか?」と問う。
では今日はこの辺りで、さようなら。
またね(^^)/
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