どうも。ダイチです。
happiness project では、「絶対ためになるTEDプレゼンシリーズ」として、みんさんにオススメのプレゼンテーション動画を厳選して紹介しています。(TEDとは?)
目的は一つ。
Contents
みんなで「世界を変えるアイデア」を共有すること!
あなたの貴重な時間を無駄にさせないことをここに約束します。
是非お楽しみください。
今日はちょっと偏見が入った記事かもしれません。ご容赦くだされ。
第11弾 The power of introverts ~内向的な人が秘めている力~
実は僕、けっこう前からカウンセリングの勉強をしています。
思い出の教科書はこれ。最強のカウンセリング本。
一応入門書ということなのですが、そこらへんのカウンセリング本とは一線を画します。
それにしても、何につけても勉強をするってなんでこんなに楽しいんでしょうね。
さて、今日はみなさんに、勉強していて僕が「なるほど」と思ったカウンセリング知識をひけらかします。
それから途中に、とってもためになる(マジで)TEDのプレゼンを用意しています。
内向型性格と外向型性格
みなさんは、内向型性格、外向型性格という言葉を聞いたことがありますか?
なんか最近話題になっているようなので、知っている人も多いかもしれませんね。
これは、もともとユングという精神分析者が人間の性格を分類するときに用いた専門用語です。
人間の性格を2つに分類したとき、まずこの2つに分けられるそうです。
ざっと、特徴を紹介しましょう。
内向型人間の特徴
・一人の時間が好き
・定期的に一人の時間がないと病む
・にぎやかな場所が苦手
・みんなと一緒にいるのは楽しくないわけではないが、消耗する
・人間関係が狭く深い
・飲み会とか嫌だ
・頭でっかち
・繊細
・不安を感じやすい
・競争や勝負事が嫌い
・週末に予定が入っていると憂鬱
![内向型](https://daichi-mori.com/wp-content/uploads/2018/01/pet-423398_1280-1024x670.jpg)
外向型人間の特徴
・社交的
・欲望に忠実
・一人の時間が苦手
・みんなと一緒がいい
・ポジティブ
・打たれ強い
・ステータスを重んじる
・飲み会とか好き
・協調性がある
・週末に予定がないとつらい
・勝負事が好き
・フットワークが軽い
![外向型](https://daichi-mori.com/wp-content/uploads/2018/01/portrait-3071004_1280-1024x682.jpg)
完全に内向型の人や、やや内向よりの人、中間地点にいる人、やや外向よりの人、そして、完全に外向型の人とだいたい5つのゾーンに分けられるのですが、あなたはどうですか?
自分ことを知るってめちゃめちゃ大事ですからね。
真剣に考えてみてください。
僕は完全に内向型です。超内向型人間です。
内向型の皆さん、仲良くしましょうww
さて、このへんであまりにも素晴らしすぎる動画を一つご紹介しときます。
自分で言うのもアレですが、僕がこのブログで紹介しているTEDの動画、めちゃくちゃ質が高いですwww
※これちゃんと見てくれたら、あとは読まなくていいよ。
内向型と外向型の根本的な差異
この2つの性格の根本的な差異は、
エネルギーの補給方法にあります。
内向型の人間は、自分の内側、つまり自分自身の感覚や思想、アイデアや信念からエネルギーを補給します。
一方で、外向型の人間は、外界からの刺激や経験、人とのコミュニケーションなどからエネルギーを補給します。
エネルギーの補給源を内に持つか外に持つかということが、この2つの性格の決定的な違いなのです。
![エネルギー](https://daichi-mori.com/wp-content/uploads/2018/01/yin-and-yang-1947878_1280-1024x576.jpg)
ですから、内向型人間と外向型人間の求める幸せはまるで別物だということが分かります。
必要な刺激量が全く違うんですね。
内向型にとって多すぎる刺激は毒です。
それに対して、外向型は刺激があればあるほどそれを吸収し元気になっていきます。
例えば、僕は家で創作的な時間を過ごすことが何よりの幸せです。
予定なんて要らないし、飲み会なんて本当に嫌です。
人からどう思われようが関係なくて、自分の感性や信念に従って人生を送ることが至上だと疑っていません。
とりあえず、群れるより一人の方が心地よいです。
でも、そうじゃない人もたくさんいることも知っています。
みんなが幸せになるために
僕は、僕の幸せがAさんの幸せではないことを知っています。
今日これだけは言いたのですが、
今の日本を牛耳っているおじさん、おばさんには、
自分の幸せを押し付けてくる人が多すぎます。
そしてそういう人は、だいたいにおいて外向型の人たちです!!怒
でも、これには訳があって、実は、今の世の中(特に日本)は、外向型優位の社会通念がまかり通っているんですね。
誰とでも話せて、協力できて、文句言わなくて、打たれ強くて、考えることより行動することが得意で、同調圧力に弱い、そんな外向型の人間を社会は優遇しているのです。
そしてその「優遇」する権利を持っているのは、さっき出てきたおじさん、おばさんたちです・・・
そもそも従来的な「組織」というもの自体が、外向型の人間を想定し、それをベースに成り立っています。
また、軍国主義下での洗脳の名残もあるかもしれません。
とにかく、周りを見回すと、いかに社会というものが内向型人間にとってひどい環境かということがわかります。
学校とかでもそうです。
元気にあいさつできて、先生の言うことをよく聞いて、みんなの和を乱さない生徒が「良い子」なんです。
ですから、自然と組織の上に立つ人間は外向的な人間ばかりになってしまっています。
どうしてもそういう人が評価されますからね。
するとどうなるか、必然的に内向型の人間は生きにくくなります。
一人教室の隅で難しい本を読んでいる生徒。
多くの人は、外向型人間優位のバイアスを持っているため、そういう生徒を心配します。
「みんなと遊んだら?」と声をかけます。
もしかしたら「外で体を鍛えなさい」なんてことも言うかもしれません。
でも、内向的な人は知っています。
そんなことは余計なお世話で、邪魔でしかないことを。
その生徒の頭の中にはアイデアが渦巻き、豊かな想像の世界が広がっていることを。
声を大にして言うべきです。
内向型と外向型に優劣はない。
ただ、それぞれの幸せがあるだけ。
だから、人の人生に口出しするな、と。
現実的に内向型の人の方が悩みを抱え易いです。
この世は改善されてきているとはいえ、いまだに内向型の人間に不利に作られている(だって毎日仕事やら学校やらで外へ出ないといけない社会システムなんて内向型人間を殺そうとしてます)し、そもそも不安を感じやすいのは内向型の特徴なので。
だから、内向型の皆さん、みんな仲良くすべきだ、元気よくあいさつすべきだ、社交的であるべきだ、目上の人の言うことは聞くべきだ、なんていう外向型人間向けのルールなんか無視して、自分の幸せの形をとことん追求しましょうね。
おわりに
数年前から、内向型性格と幸せのあり方との関連を論じた書籍が話題を呼んでいます。
著者は、TED動画のプレゼンテーター、スーザン・ケインさんです。
自分が内向型だと思う人は、「Quiet」の方を特に読んでみてください。
世界観が変わりますよ(^_-)-☆
ではこのへんで!
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