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情熱とは絶えないモチベーションである
どうも。ダイチです。
happiness project では、「絶対ためになるTEDプレゼンシリーズ」として、みんさんにオススメのプレゼンテーション動画を厳選して紹介しています。(TEDとは?)
いきなりですが、僕の座右の銘の一つを紹介します。
情熱なきところに、是も非もなし
情熱なきところに、善悪もなし
かっこよくないですか?w
情熱をもっていないと、良い・悪いの論議にもならない。
スタートラインにすら立っておらず、議論以前の問題だというわけです。
情熱がいかに大切なものか、そして、情熱というものがいかに人生に欠かせないかを教えてくれています。
さて、情熱とは、絶えないモチベーションです。
質の良いモチベーションを保つことが、情熱を絶やさないことです。
今日のテーマは、新時代のモチベーション論です。
例のごとく、TEDの動画を載せていますが、これは、
僕の人生を変えたと言っても過言ではない「超」がつくほどのおすすめなので、是非動画だけでも見て帰ってください(^^♪
ろうそく問題
動画を見る前に、一つ問題を解いてくれますか?
なぞなぞではありません。
普通の問題解決型の問題です。
これを見てください。

あなたは一人でこの部屋に連れてこられます。
そして、こう言われます。
「これらのものを使って、テーブルにロウが垂れないように、壁にロウソクを取り付けてください」
「なお、マッチや画びょうはいくつ使っても構いません」
これは、ドイツの心理学者、カール・ドゥンカーという人物が考案した問題です。
すぐに解けた人は、頭が柔らかいですね。
ちなみに、ロウソクを溶かし、そのロウを使って壁にくっつける、というのは不正解です。
それでは、重さを支えられませんよ。
正解は、動画の中にありますので、お楽しみに。
常識をひっくり返す新時代のモチベーション論
おそらくですが、これから紹介される事実は、事実なのにもかかわらずまだみんなの「常識」ではありません。
いや、むしろ「非常識」でしょう。
しかし、その事実を知り、信じ、行動を起こす人はドンドン増えています。
そして、そういう人々は、ドンドン結果を出し、裕福になっていっている気がします。
おそらくここで語られる事実は、もう少しで、「常識」になるのだと思います。
ある意味、早くこの事実を知ることは、相当なアドバンテージです。
僕も、このTEDプレゼンに感銘を受け、様々な固定観念を取り払うことができました。
間違いなく、これからの時代をよりよく生き抜くために必要な知識であると確信しています。
じゃあ、いきましょう!どうぞ。
第九弾「The puzzle of motivation」 ~やる気に関する驚きの科学~
※ここからは、理屈っぽく語りたいので常体で書く。
「アメとムチ」の限界
ロウソク問題のように、クリエイティビティや視点の転換の必要な問題に取り組むとき、「アメとムチ」の動機付けは、うまく機能しないだけでなく、害となる。
そして、今日の僕たちが抱える問題、そして、未来に横たわっているであろう問題は、間違いなく「ロウソク問題」の類である。
そこから導き出される結論は、これからの時代、多くの場面おいて「アメとムチ」のシステムは使い物にならない、というものである。
これこそ、僕が冒頭にちらっと書いた「事実」だ。
動画では、そこから報酬の増減と生産性の相関関係を明らかにしていたが、ここでは、なぜ「アメとムチ」(特にアメ)が、「ロウソク問題」を解決するための起爆剤になりえないか、ということを考えてみたい。

仮説1
真っ先に考えられるのは、「報酬」というものがストレスとして働いている可能性だ。
「報酬」があるということは、自分の行動が評価されるということであり、競争が発生するということである。
「報酬」を前に力が入り、あるいは緊張し、あるいは見えない敵と戦っているかのような感覚に陥ることが予想される。
つまり、それだけ「雑念」が多いということだ。
雑念が多いと当然、脳の働きは鈍り、創造性は発揮されにくいだろう。
仮説2
ここでは、心理学の論理を引き合いに出してもう少し大胆な仮説を立ててみたい。
このブログでも、何度かフロー状態というものを紹介してきた。
に詳しくは書いたが、フロー状態とは、極限の集中状態のことだ。
自我や時空を忘れた完全なる没頭、それをフローという。
この状態に入ると、生産性や創造性は格段に上昇する。
フローに入るための重要な条件として自分の好きなことを、自分らしく振舞える環境で行うというのがある。
つまり、高いセルフイメージで自分の好奇心のままに活動した時、人はフローに入るのだ。
そして、「報酬」には、ある二つのデメリットがある。
それは、人に「効率化」を求めさせるがあまり、人の「好奇心」を奪ってしまうということ。
そしてまた、与える側の真意はどうあれ、もらい手にその「報酬」が「人物」の価値に対してではなく、「労働力」に支払われているのではないか、という疑惑を抱かせることである。
受け取り方次第では、If then式、つまり、「これをしたら、これをあげる」というやり方は、「これをする人」ではなく「この行動」に価値づけをしていることになる。
それだけでなく、人の最も純粋なエネルギーである「好奇心」を奪い去っているのだ。
先に述べたように、「好奇心」、「その人らしさ」を失った者にフローは訪れない。
これでは、一生ロウソク問題は解けないのである。
内的動機付け
では、「アメとムチ」以外にモチベーションを保持する、させる方法はあるのか?ということになる。
ここからが、「新時代」だ。

ロウソク問題を解くために、どんモチベーションが必要か。
それは以下の3つである。
1 Autonomy(自主性)
自分のやり方で自分のペースでやりたいという願い。
2 Mastery(熟達)
自分が価値を見出すものについて成長したいという願い。
3 Purpose(目的)
自分より大きな存在について人生を捧げたいという願い。
この3つの願いが果たされるように整えられた環境ならば、人は最高のパフォーマンスを発揮する。
あなたはどうだろうか?
今日の仕事を振り返ってほしい。
これらのモチベーションを感じているだろうか。
幸せの3要素と酷似している
以前、最新心理学が明らかにした、「幸せ三銃士」 という記事で、「だれもが、幸せを感じる瞬間」というものを紹介したことがある。
その瞬間とは、
成長した時、自分らしさを発揮した時、そして、何かにチャレンジした時、だ。
もうお気づきだろうが、この内容とこれから必要とされるモチベーションの在り方の内容が酷似しているのだ。
こう考えれば、新時代のモチベーションは、そのまま「幸せ」を願う心と直結していると言える。
あなたが正しく幸せへの道を進むために、「アメとムチ」は必要ない。
逆に、あなたが幸せを感じながら仕事をしている時、あなたはきっとたくさんのロウソク問題を解いているのだ。
みんな、一緒に頑張ろう!!
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