どうも。ダイチです。
happiness project では、「絶対ためになるTEDプレゼンシリーズ」として、みんさんにオススメのプレゼンテーション動画を厳選して紹介しています。(TEDとは?)
さて、いきなり問題出してみます。(´っ・ω・)っ
Contents
問題
あなたは、役所の環境課に勤めています。
あなたの地域では住民の夏のエネルギー(電気)使用量が他地域と比べてかなり高く、問題になっています。
この夏はなんとか住民のエネルギー(電気)使用量を減らさなければなりません。
そこであなたは、各家庭に手紙を出すことにしました。
さて、この場合、最も効果のある手紙の内容はどんなものでしょうか?
実際に実験されたことがある問題です。
考えてみてください。

ヒント
次の中に正解があります。
- 冷房から扇風機に変えると月に6000円ほど経済的だよ!
- 冷房から扇風機に変えると環境にすごく優しいの。お願い!
- 冷房から扇風機に変えるとこの地区の優良市民になれるよ!
- あなたのまわりのお家はほとんど冷房使っていませんよ!
さぁ、どれでしょう?
正解は、、、
4 みんなやってるよ! でした。
まぁ、予想どおりでしたかね。はい。
この問題は、下に挙げている動画からいただいたものです。
ちなみに1~3の選択肢は全く何の効果もなかったそうです。
見事に No impact だそう。
ちなみにこの実験が行われたのはアメリカです。
「みんなやってるよ?」に流されないイメージの国ですが、そんなこともないんですね。
この「みんなやってるよ?」の圧力のことを、行動科学者たちは、Social Pressure (ソーシャルプレッシャー)社会的圧力と呼びます。
以下の動画は、このソーシャルプレッシャーを上手く使うことで大変な成果を上げている会社の物語です。
8分ほどの短いものですので、是非ご覧ください。
絶対ためになるTEDプレゼン⑰ ~行動科学で電気代が安くなるわけ~
Social Pressure の力
有名なジョークを一つ紹介します。
豪華客船が沈没して、多国籍の人々が、救命ボートに乗りました。
しかし定員オーバーで、男の人たちに降りてもらわないと沈んでしまいます。
そこで、人々はアメリカ人に対しては、
「あなたはここでヒーローになれる」
と言いました、アメリカ人は、ガッツポーズをして海に飛び込みました。次にイギリス人に対して
「あなたは紳士だ」
と言いました、イギリス人は、うなずいて海に飛び込みました。ドイツ人に対しては
「あなたは、飛び込まなくてはならない、それがルールだ」
と言いました、ドイツ人は納得して海に飛び込みました。日本人に対しては
「あなた、飛び込まなくていいんですか?ほかの男の人は、みんな飛び込みましたよ」
と言われました、すると日本人は、左右を見渡すと慌てて海に飛び込みました中国人に対しては
「海に美味しそうな魚がいっぱい泳いでますよ」
と言いました、中国人は、上着を脱いで網代わりにして海に飛び込みました。韓国人に対して言おうとした時、ある一人がそれを止めました
「何故止めるのですか?」「やめておけ、後で服が濡れたと謝罪と賠償を要求される」
各国の国民性を表したものですが、ここで注目したいのはアメリカと日本です。
アメリカは個人の判断を重んじ、特別であろうとする国民性です。
日本は、ご存知の通り、社会的圧力にとことんまで弱い国民性です。
先の実験の舞台は個人の判断を重んじるアメリカでした。
にもかかわらず、社会的圧力はそれを大きく上回ったのです。
いやはや、ということは日本だったらますます大きな効果を上げるんじゃないかと思われますね。
Social Pressure の力はすさまじいものです。
古来より、集団の輪の中からはみ出すことは、すなわち生存の危険を意味していました。
一人では生きていけない、それが遺伝子レベルにインプットされているわけです。
全人類共通に、です。
だから、この力を上手く利用すれば、大きな変革や変化をもたらすことができます。
特に、危機を乗り越えるときなど建設的な目的のためには是非使われるべき力だと言えます。
社会的圧力を効果的に使うだけでなく、意図的に作り上げることができたなら、、、
それは、何にもまして強力な武器になるでしょう。
まぁ、僕は作れませんし、この国の総理大臣でも作れませんから、たぶんかなり難しいと思いますw
それでも川の流れに逆らう必要もある(余談)
ここからは余談です。時間がない人はさようならしてください。
バイバイ♪♪
社会的圧力が大事で強いということはわかりました。
でもですよ?
でもそれに流され続けていいんですか?っていうことなんですよね。(上から目線で御免遊ばせ)
社会的圧力が川の流れだとしたら、僕らって絶対にたまにはそれに逆らって泳がないといけない時ってあると思うんですよ。
じゃないと生きていないとさえ言える気がする。
でまぁ、最近思うんですけど、どれだけの回数、どれだけの強い思いをもって逆流したかっていうのが人生大切なんじゃないか、と。
どう考えても苦しいしね、さっきまで一緒にいた奴とはぐれちゃうしね、もしかしたらフラフラになるかもしれんけどね、でもやっぱ生きてるからにはここぞという時には流れに逆らえる人間でありたいというのは、みなさんも同じだと思います。
ここでもまた名言を紹介します。
一つ忘れてはならないのは、まったく流れに逆らわずにいるのは死んだ魚だけだ、ということです。

最後に
大切なのは、次のことをしっかりと自覚することです。
・社会的圧力は僕らの想像以上にはるかに強大だということ
・まるっきり社会的圧力の影響を受けないことはあり得ないということ
・社会というものは自分を守ってくれる機能を持っているということ
・それでも、たまには流れに逆らわないと自分の中の何かが死んでいくということ
僕、社会の中でたくさんの人に支えてもらっています。
流れには基本身を任せてきました。
でも今年、1年間育児休暇をとりました。
これは、けっこう強い思いで逆流したと思います。
男で1年の育児休暇ってほぼ前例がなくて、いろんなところでぶつかりました。
そりゃもうしんどかった。
でも、まったく後悔していないし、人生は確実に豊かになったと思います。
たまには、他の魚に「えっ!!」って二度見されるような生き方がいいなって思います。
お前、それ進行方向逆じゃねぇかよ!ってな具合で。
でも、これからも基本は大いなる川の流れに身を任せていくんだというような気もしています。
みなさんもたぶん川の流れを日々感じていると思います。
でもそれは世の中にも人間という社会的動物にも必要な力。
それを踏まえて、流れを憎むことなく、たまには勇気を出して身をひるがえしてみてはどうですか?
結局何が言いたいのかわからんくなったwwwww
久しぶりに書いたら文章下手すぎwww
バイバイ!(^_-)-☆
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